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2010年7月18日 (日)

おろしあ国酔夢譚

昔、大黒屋光太夫(だいこくやこうだゆう)という伊勢の船頭(一行17名)が江戸に米を運ぶ途中、難破し遥か北上アリューシャン列島のアムチトカ島に流され、5年後、ようやく舟を自力でつくり、カムチャッカ、オホーツクを渡りシベリアを横断し首都、ペテルブルグで皇帝に帰国の許可を願い出て、10年後、ようやく日本に帰りつきました。

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この光太夫の10年の足跡をたどったのが、ご存じ、椎名誠さんの「シベリア追跡」

僕も、モスクワへ行く機内で読みました。

光太夫たちが経験した飢えと寒さは、僕が感じたものなんかとは較べるべくもなく、それはそれは凄まじかったに違いありません。実際、アムチトカ島、シベリア横断中、つぎつぎと仲間が倒れ、帰国の途につけたのは、光太夫ら3名だけでした。

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それから200年、僕も、光太夫たちが馬車か、それとも歩いたかはわかりませんが、通ったに違いないヤクーツクからオホーツクへのコリマ街道を車でひた走りました。

オイミャコン村までは、およそ800km 途中一泊はしたものの、延べ30時間近く、車に揺られていました。

ま、光太夫の10年を思えば、車内30時間缶詰め地獄なんて、屁みたいなものです。

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ただね、放送を見ていただいた方はわかるのですが、ヤクーツクを出発して氷の張ったレナ川を渡り、そこから延々ものすごい悪路を30時間、途中何度か怖い目に遭いながらも、車に乗って、マル二日程かけてたどり着いたオイミャコン、なのに、放送ではものの数分で着いちゃう、この理不尽さ!これを私は問いたい!

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いいんだいいんだ、90分番組なんだもん、わかってますよ、んなことは。ただね、ぼやきたかったのさ!

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コメント

いや、あれすぐに着いたように思いますよね(笑)
私は一応、これめっさ時間かかってるんちゃうん!と思う事にしてましたが(爆)、でも一泊ありの30時間!とは思ってませんでした。
もうこりゃ、アクターズカット版を編集してDVD発売しかない気がします(笑)
いや、ホント出しません?DVD。
出してほすぃー!!

投稿: まる | 2010年7月18日 (日) 08時39分

800kmって放送で言ってたから、それはすごい距離だ!と思って見てたので、ひょいと着いちゃった映像になったとき、すっごく違和感を感じました。
これでも、若い頃は寝ずに千葉→大阪とか運転して遊びにいったことがあるんで(笑)800km、しかも悪路となれば、それは大変だろうと・・。

大高さんの写真、ぼやいてるようにちゃんと見えます(笑)

投稿: 鈴江 | 2010年7月18日 (日) 15時42分

ぼやきたくなる気持がわかります・・・。
すごい時間がかかっているのに
・・・編集とはすごい・・・bomb

投稿: ブースカ@メドメドリ | 2010年7月18日 (日) 20時41分

タイトルだけ拝見して「おろしや国酔夢譚」にオータカさんが出演されるのかとワクワクしちゃったじゃないですか(笑)
どのリポートにも、たくさんのドラマとたくさんの大変なことがあるんですねぇ。本当に90分じゃもったいない!

投稿: あんじぇら | 2010年7月18日 (日) 22時26分

今年知床に行くので、
結構な距離だなぁ〜なんて思ってましたが…
大高さんの話を聞いて、
知床なんて回覧板渡す距離なんじゃないかって思ってきましたw

ありがとうございます(*゚▽゚)ノ

そして、長旅本当にお疲れさまでした。

投稿: みわ | 2010年7月19日 (月) 03時10分

もうある意味大冒険をしてるのに、尺が90分だなんて・・・。
ま、編集してるスタッフさんも同じ気持ちで作業してたんでしょうねw

「水曜どうでしょう」でも同じようなボヤキのシーンがあったのを思い出しましたw

投稿: れみにゃ | 2010年7月20日 (火) 12時01分

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