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2010年12月16日 (木)

ヤクーツク・ロケ初日

2009年2月6日(金)

 ブナコボ空港のチェックインカウンターで横入りしてきたおばさんをとっちめてる夢を見る。午前五時半、機内が明るくなり目が覚める。窓外は漆黒の闇。たぶん、「まもなく着陸」と云ってると思しきアナウンス。街並すら見えない。空港の周りは恐ろしく何もないことがわかる。

到着。ドアが開いて、外に出る。タラップを降り切ったところで、まつ毛が、ちとくっつくような感じ。想像以上の冷気。バスに乗って、数十m移動しただけ、降りて出口へ。安原さんとアレックスさんが出迎え。荷物が出るまで40分くらいかかるとのこと。TOYOTAのロケ車で待機。

ホテルに移動中、居住霧を見てコメント撮影。ホテル着、-36℃。しゃべってると冷気が肺に入り咳き込む。衝撃!頬が固まるような寒さ。三重の扉を抜けてチェックイン。部屋はモスクワより綺麗。トイレットペーパーが違う。

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10時出発(その前に朝食)なので、シャワーでも浴びようとお湯を張る。キタ~、赤錆び色の湯!モスクワはそんなことなかったのに~。朝食はバイキング。コーヒー飲む。味が19年前飲んだ、モスクワのコーヒーと同じ味。

石井スポーツでフィッティングしたフル装備で、いざ出発。まず、凍結した川の船。海かと思ったら川。電ノコで5月の雪どけ(氷どけ!?)の準備のため氷を削り中。「冬は長く感じないか?」の質問に「ここで生まれ育ったから」の答えが印象的。

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衣類を売っている露店へ。中国人が多いそうな。皆、まつ毛を真っ白にしながら一日中立ってる。

ヤクーツクのメインストリートへ。カメラを見た中学生(たぶん)の集団が群がり、一緒に写メ撮ったり。ほんと、顔が日本人だ。で、陽気で明るい。

永久凍土が溶けだし、傾き始めた木造家屋を見た。見事に窓が平行四辺形。

ロケ地が点々と変わり、その度に車内で暖を取れるので助かるが、数分顔を晒してるだけで、強烈に痛い。撮影時以外はフードをかぶる。高床式の住居を見る。永久凍土ならではの建築。

再び露店へ。今度は自然冷凍の魚や肉。鮭みたいなのもいれば巨大な魚から小魚までさまざま。肉は馬、トナカイ、牛、そしてヌーやらウサギまで。ウサギはかわいそうなくらい身ぐるみ(毛)剥がされ悲惨な姿に。中には毛付きのまんまも。皆が皆、「オイミャコンはヤクーツクより寒い!」と。あ、豚足ならぬ、馬足もあった。おいしいのか!?

で、今日の最後のロケ地、鉱山跡の永久凍土を見に行く。1万2千年から数万年前とな!洞窟の中、一面に張り付いている雪の結晶が恐ろしく綺麗。一番奥まで行き、永久凍土を触る。冷たい。でも、洞窟内の気温は-8℃、暖かく感じる。なんたって、外は-43℃、ひょえ~!予報じゃ、今日の深夜は-50℃を超えるやも、と。

重装備での厳寒ロケ、否応なしに体力は奪われ、ホテルに帰れば、ヘトヘトのだらだら。2Fのレストランで食事。ポークソテー、ふつ~。米谷さんからバブをいただき、ゆっくり風呂に入る。明日はオイミャコンまでの中継地点ハンディガまで車で12時間の移動。イェ~!サバイバル~!

あ、そうそうデジカメ、フルチャージで出発して、街中で撮ろうと思ったら、-40度に耐えられなかったのか、ダウンのポケットに入れてたカメラはすっかり冷たくなって、1枚も撮らずに「バッテリーを交換してください」の表示、なんじゃそりゃ!

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コメント

あの中学生?集団、やたらがっついてるので、大高さんのファンクラブかと思ってました(笑)
洞窟の雪の結晶見てみたいです!
なんとなく、おそろしく綺麗なんやろなぁ、と想像できます。
あの腕時計は壊れなかったんですか?
私は、外していかはるんやろなぁ、と思ってたらされてたんで、ちと心配してました(笑)
ちなみに、私のは電池が切れて止まってしまったので、別フォッシルなう、です。
それにしても、そんな土地で12時間の車異動は辛いですね…
考えただけで、逃げ出したいです。

投稿: まる | 2010年12月16日 (木) 10時46分

充電がなくなる寒さ・・・かぁ。さすがに
そんな経験はまだありません。北海道でも・・。

投稿: ブースカ@メドメドリ | 2010年12月21日 (火) 21時19分

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